お知らせ
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うつ・食欲低下と食事の工夫/大野城市訪問看護ステーションゆり
2026年6月26日精神科の在宅療養に栄養管理は必要?うつ・食欲低下と食事の工夫|大野城市・春日市・太宰府市・筑紫野市・那珂川市・福岡市対応|訪問看護ステーションゆり 🌿 食育月間特集 | 2026年6月精神科の在宅療養に
栄養管理は必要?
うつ・食欲低下と食事の工夫「食べること」は、回復と毎日の元気を支える大切な基本。
うつ病などによる食欲の変化と栄養の関係、
在宅でできる食事の工夫を科学的根拠とともにお伝えします。
大野城市・春日市・太宰府市・筑紫野市・那珂川市・福岡市(博多区・南区・城南区)対応毎年6月は「食育月間」(農林水産省制定)です。食べることは、わたしたちが毎日を元気に過ごすための大切な基本。
在宅療養中の方にとっても、食事は体の回復や体力の維持に深く関わっています。今月は、科学的根拠に基づいた食事の工夫や栄養管理のポイントを、ご本人・ご家族にもわかりやすくご紹介します😊精神科の在宅療養中に栄養管理は必要?「精神的な不調」と「食事」は、実は深く関係しています。うつ病や統合失調症などの精神疾患では、食欲の変化・偏った食生活・栄養不足が症状の一部として、また回復の妨げとして現れることがあります。
📊 研究データから- うつ病の症状として食欲低下・体重減少(または過食・体重増加)がみられることがあります
- 低栄養状態は気力・思考力・意欲の低下を招き、症状の悪化や回復の遅れと関連することが報告されています
- 逆に、栄養バランスの改善が気分の安定に寄与する可能性が複数の研究で示されています
- 抗精神病薬・抗うつ薬の一部は食欲や代謝に影響することがあり、体重管理の観点からも食事の見直しが大切です
特に以下のような場合は注意が必要です:
食欲がなく、食事の量や回数が減っている逆に過食気味で、体重が増えてきている同じものばかり食べる・栄養バランスが偏っている調理や買い物が億劫で、食事の準備が難しくなっている服薬の影響で食欲や味覚に変化を感じている💡 「食べられない・食べ過ぎる」も、ひとつのサイン。体調や気分の変化と食事の様子は、訪問看護師が状態を見極める上でも大切な手がかりになります。
在宅療養中に意識したい 3つの栄養ポイント1たんぱく質をしっかりとる
たんぱく質は筋肉だけでなく、セロトニンなど気分に関わる脳内物質の材料にもなる栄養素です。食欲が落ちているときは、必要量を一度にとるのが難しいこともあります。
たんぱく質が多い食品の例:卵(1個で約6g)・豆腐(100gで約5g)・鮭・鶏むね肉・ツナ缶など
💡 食欲がない時のワンポイント1回の量を増やすより、間食にチーズや牛乳・ヨーグルトを取り入れて「小分けに補う」方法が効果的です。「食べなければ」という気負いを減らすことも大切です。📌 根拠:トリプトファン・セロトニン代謝に関する栄養精神医学研究 / 日本栄養士会ガイドライン2水分補給を忘れずに
抗精神病薬・抗うつ薬の中には、口渇や発汗の変化を伴うものがあります。また気分の低下により水分摂取そのものを忘れてしまうことも。脱水は倦怠感・集中力の低下にもつながるため、意識的な水分補給が重要です。
目安は1日1,000〜1,500ml(食事からとる水分も含む)。梅雨明けで蒸し暑くなる夏前は特に注意が必要です。
💡 飲みやすくするコツお茶・スープ・ゼリー飲料など、飲みやすいものを少量ずつこまめにとるのがポイントです。起床後・服薬時・入浴前後など、タイミングを決めると習慣にしやすくなります。📌 根拠:日本精神神経学会「向精神薬と水分管理に関する注意事項」/ 厚生労働省「熱中症予防のための生活行動指針」3無理のない範囲で食事のリズムを整える
意欲の低下や生活リズムの乱れから、食事の時間が不規則になったり、買い物・調理が億劫になったりすることがあります。「きちんと作る」より「食べられるものを食べる」ことを優先する視点も大切です。
ご家族・ヘルパーの方と共有したいポイント調理を担うご家族やヘルパーの方と、「今どのくらい食事ができているか」を共有しておくとスムーズです。市販のお弁当やレトルト・冷凍食品をうまく取り入れることも、無理なく続けるための工夫のひとつです。📌 根拠:IMR(疾病管理とリカバリー)モデル / 精神科リハビリテーション学における生活技能支援の知見
食事を「楽しむ」気持ちも大切に栄養素の数字だけが食事のすべてではありません。「おいしい」「食べたい」という気持ちは、体と心の両方を支える大切な要素です。
😋好きな食べ物を大切に
好きなものを少しでも食べられることは、食欲・気力の維持につながります
🌸季節の食材を取り入れる
旬の食材は栄養価が高く、食卓に彩りを添えます。6月ならアジや梅なども
👨👩👧誰かと一緒に食べる
孤食よりも共食のほうが食事量・栄養状態ともに良好という研究結果があります
📚 研究が示していること食の「楽しみ」「喜び」は、療養生活のQOL(生活の質)を高め、うつ予防や意欲の維持にもつながることが複数の研究から明らかになっています。「完璧な食事」を目指すより、「できることから少しずつ」という姿勢で取り組むことが長続きのコツです。
まとめ:今日からできることをひとつ✓ チェックリスト✅ 体重を週1回、同じ条件で量る
✅ 食欲がない日は、間食でたんぱく質を補う
✅ 1日1,000ml以上の水分を補う
✅ 食事の様子をご家族・ヘルパーと共有する
✅ 好きなものを食べる時間を楽しむ
よくあるご質問Q精神科の在宅療養中に栄養管理は必要ですか?
はい。うつ病や統合失調症などの精神疾患では、食欲の変化や栄養不足が症状の一部として現れることがあり、気力や思考力の低下、回復の遅れにつながる可能性があります。栄養バランスの改善が気分の安定に寄与する可能性も研究で示されています。
Qうつ病で食欲がない場合、どう食事を工夫すればよいですか?
1回の食事量を増やすより、間食でたんぱく質を小分けに補う方法が効果的です。市販のお弁当やレトルト・冷凍食品の活用も調理の負担軽減に役立ちます。食事の準備が難しいときは、ご家族やヘルパーと今の食事量や様子を共有しておくとスムーズです。
Q大野城市・春日市・太宰府市でも精神科訪問看護は受けられますか?
はい。訪問看護ステーションゆりは、大野城市・春日市・太宰府市・筑紫野市・那珂川市・福岡市(博多区・南区・城南区)を対応エリアとしています。お気軽にご相談ください。
📚 参考文献・根拠
- 農林水産省「食育月間・食育の日について」(2024年)
- Jacka, F.N. et al. (2017). A randomised controlled trial of dietary improvement for adults with major depression (SMILES trial). BMC Medicine.
- 厚生労働省「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築推進」(2023年)
- Mischoulon, D. & Freeman, M.P. (2013). Omega-3 fatty acids in psychiatry. Psychiatric Clinics of North America.
- 日本精神神経学会「向精神薬の副作用と全身管理に関する手引き」
- Mueser, K.T. et al. (2013). Illness Management and Recovery: A review of the research. Psychiatric Services.
- 厚生労働省「熱中症予防のための生活行動指針」(2022年)
- Kimura, M. et al. (2012). Effects of eating alone on depression. Nutrition Research and Practice.